宮城県は4月6日、東日本大震災の被災者向け仮設住宅について、建設業者を一般公募する方針を固めた。窓口は社団法人・すまいまちづくりセンター連合会(東京)。県外事業者の応募も受け付ける。
すまいまちづくりセンター連合会が公募要件を作成、審査も行う。審査を通過した事業者に県が発注する流れ。
県土木部によると、公募開始は4月中旬になる見込みで、同連合会と県のホームページなどで告知する予定という。
同連合会は、「被災者向け公営住宅等情報センター」の運営も受託している。
宮城県ではすでに1万戸の応急仮設住宅をプレハブ建築協会発注済み。だが、全体で3万戸が必要になるとの見通しから、今回一般公募に踏み切った。
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