総務省がこのほど発表した集計によると、住宅用火災警報器の全国の設置率は今年6月1日時点で79.6%だった。自治体が定める火災予防条例の基準への適合率は全国で66.9%で、3分の1が基準を満たしていないことがわかった。
都道府県別で条例適合率が最も低かったのは岡山県で、適合率は37.9%だった。このほか、沖縄県、佐賀県、愛知県が5割を下回っていた。
住宅用火災警報器は、3年前の2011年6月1日に全住宅への設置が義務化されている。
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