国土交通省は7月28日、今年度の「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」の採択先が決まったと発表した。これまでに採択戸数が少ない事業者を中心に1332事業者、2063戸分を採択した。応募事業者数と応募戸数はそれぞれ1339事業者、2114戸だった。
採択にあたっては、エネルギー削減率100%以上など事業要件を満たす住宅のうち、過去2年間の採択戸数の合計が3戸未満の事業者については未確定物件についても採択し、過去2年間の採択戸数の合計が3戸以上の事業者については確定物件のみを採択したという。
同事業は、エネルギーの消費量と創エネ量の収支が概ねゼロ以上になる住宅を建てる中小工務店を支援するもの。1戸あたり165万円を上限に補助を行う。
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