YKK APは、マンション管理組合向けに、外窓・玄関ドア・エントランスなど開口部の改修工事の資金調達を支援するための「マンションリニューアルローン」の運用を9月30日から開始する。
住宅エコポイント制度で省エネ断熱改修の需要が高まるなか、修繕積立金不足で費用捻出ができないマンション管理組合を支援する。
対象となるのは、同社が取り扱う製品のうち専有部分の外窓・玄関ドアや、共用部分のエントランスなど開口部の商品代と工事費。東芝ファイナンスとの提携により、1年から10年までのローン返済を可能とする。
総戸数50戸の分譲マンションで、各戸のテラス窓・腰窓各2箇所を複層ガラス仕様に改修した場合、借入額はローン期間10年で2800万円。月当たりの支払い額は、一戸あたり5460円(税込み)となる。
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