国土交通省は7月24日、2014度の補助事業として新たにスタートした「長期優良住宅化リフォーム推進事業」のうち、認定内容に関する独自の提案を含む部門の採択結果を発表した。81者から計131件の応募があり、このうち6件の提案が選ばれた。
採択案件の内訳は、グループ提案が4つ、単独提案が2つだった。うち、グループ提案では、北海道R住宅事業者ネットワーク、JBN工務店グループ、神奈川すむーずの会(伊藤建材)、リニュアル仲介が選ばれた。単独提案で選ばれたのは、住友林業ホームテックとミサワホーム甲信の2社だった。
提案を評価した建築研究所の評によると、今回の採択提案は、斬新なものというよりも、確実に行えるものが選ばれたという。具体的には、既往のリフォーム技術を状況に応じて組み合わせ、性能向上を図る提案や、賃貸住宅として必要な耐震性などの性能を付与し、賃貸住宅化する仕組みをもつ組織と協同し賃貸住宅として活用できるようにする提案など。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。