愛知県安城市の地域工務店・明城は9月22日、同社が開発した土壁塗り用の下地パネルで壁倍率3・9倍の大臣認定を取得した。
耐力壁は2柱内側の芯の溝に厚さ30ミリのスギ無垢板を落とし込み、NC75釘で斜め打ちしたもの。屋外側にヒノキ縦胴縁とスギ木摺り板で土壁用下地をつくる。
認定取得により、長期優良住宅の耐震等級2クリアするためこれまで40坪で約80本の筋交いを使用していたものを約20本まで削減でき、施工手間が合理化できるほか、充填断熱材の施工精度も高まる。
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