三菱電機(東京都千代田区)は、住宅用太陽光発電システム向けのパワーコンディショナの新商品として、業界最高の電力変換効率98%、定格出力4.4kWを実現したタイプなど4機種を11月から順次発売する。
主要部品であるパワー半導体モジュールに、2011年に同社が世界で初めて開発した「フルSiC-IPM」を採用。これにより、98%の電力変換効率を実現。太陽電池モジュールで発電した直流電力を家庭で使う交流電力に効率よく変換し、システム全体の発電量を向上する。
また、2種類の自立運転用回路を標準搭載することで、停電時の使用電力量を向上。自立運転時にコンセントと出力端子で計2〜2.7kVAの電力を使うことができる。28万5000円〜。
新商品は、7月30日〜8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「PV Japan2014」に出展予定。
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