パナソニック電工は、中国大連市の大手不動産ディベロッパーと共同ですすめる低炭素住宅プロジェクトをきっかけに、中国で住宅内装業を強化する。
同社は2003年に中国大連市で地元の大手不動産ディベロッパー・億達集団有限公司と共同出資した内装工事会社「パナソニック電工・億達装飾工程大連」を設立。
このほど大連市で億達とパナソニック電工が共同ですすめる低炭素型住宅プロジェクトで、第一号物件が昨年12月から建設を開始したのをきっかけに両社の連携を強化する。これまでの製品提供や工事にとどまらず、グループ内の省エネ製品の積極採用、中国市場向けの製品の共同開発をすすめる。
パナソニック電工ではすでに、上海市にも地元企業と共同出資して内装工事会社を設立しており、今後中国国内での住宅内装事業を強化していく。
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