一般社団法人液状化対策軟弱地盤対策推進協議会(=地対協、東京都墨田区)は6月23〜27日、神奈川県にある日本国土開発・技術センター振動実験棟において地盤の3次元起震実験を実施した。建物ではなく、地盤および液状化を想定した震動実験は初という。
それによると、地対協が普及を進める軟弱地盤・液状化対策「スーパージオ工法」の地盤に、阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災各地の地震波を合計47回繰り返したところ、地盤は損傷を受けず、液状化地盤への有効性を確認。
平均40%、最大58%の減震が認められ、横揺れだけでなく縦揺れに対しても13%の減震効果が確認できたとする。
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