塩ビ工業・環境協会塩ビ工業・環境協会は、塩ビ製サイディング材が塩害対策が有効であることを示すため昨年7月から実証実験を開始、このほど沖縄での約8カ月後の暴露状況を発表した。
実験は北海道、沖縄、千葉の3箇所の沿岸地域で実施。コンクリートブロックに塩ビサイディング材で被覆するものと被覆しないものを用意し、暴露後の塩害状況を比較した。
開始から8カ月後の時点で、表面被覆がないコンクリートでは飛来塩分量の約22%がコンクリートに浸透していたのに対し、塩ビ製サイディング材で表面被覆したコンクリートでは浸透量は半分以下になったことが確認された。
協会は引き続き実験を続け、塩害状況の違いを実証する。。
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