中野工務店(市川市)創業者の中野栄吉さんが自らの半生を振り返り、工務店としての在り方を著した自伝「自省先照-自らを省みて継続の道を照らさん」がこの度発刊された。発行元はSAREX(住環境価値向上事業協同組合)。
中野工務店を設立して55年の中野さんが、SAREXメンバー向け冊子やウェブ向けなどに寄稿してきたものを編集・再構成したもの。メンバー内で「工務店経営者のバイブル」と絶賛され、待望の書籍化という。
戦後間もない1946年(昭和21年)に13歳で大工見習いとなり、常にチャレンジを続けつつ工務店として恥じることのない仕事とは何か、真摯に向き合ってきた中野さん。自身の半生を振り返りながら、住宅業界の変遷について語るとともに、自らの経営学や工務店としての理念、現在の住宅業界の課題など幅広い範囲にわたって柔らかな言葉で述べられている。家づくりの本質とは何か、中野さんの信念が伝わってくる良著。
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