住宅会社向けのソフトウェアの開発、販売、経営コンサルティングを手掛けるCRM(福岡市)は、木造住宅用の温熱環境と省エネ性能を統合的にシミュレーションできる設計ツール「Energy Zoo(エナジー・ズー)」を開発、8月1日からクラウド上でサービス提供を開始する。
プログラムは、平成25年基準の算定方法に準拠した外皮性能計算を行いながら、さらに入力項目を活用して、結露判定・光熱費計算・室温シミュレーション・熱容量計算・暖冷房能力設定までをシームレスに計算できる。
来年4月1日以降、認定低炭素住宅や長期優良住宅認定の基準が平成25年基準に完全移行するのにあわせ、申請に必要な外皮性能計算の結果を活用して、今後求められる温熱環境と省エネ性能を図るシミュレーションプログラムを一通り活用できるように構成されているのが特徴。ツール活用を通じて地域工務店の家づくりのレベル向上を図る。
詳しくはプログラムの公式ホームページへ。
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