カシオグループでシステム機器販売のカシオ情報機器(東京都千代田区)は7月10日、中小建設工事業者の経営者に気付きを促す機能を備えた経営支援システム「楽一(らくいち)EXシステム HYBRID」を発売した。
工事現場ごとに予算額を設定しておき、一定割合を超えた時点で画面やメールで知らせる「気付きメッセージ」を搭載。工事利益を把握し、費用超過の原因を確認するのに役立つ。
また、工事台帳については、取引先からの請求情報を経理が集計する「費用」と、現場責任者が作業実績を集計する「日報」の2種類を設定。台帳間の連携と気付きメッセージ機能により、利益確保を支援する。
オプションで、経営者が必要とする情報をはじめ、現場ごとの予算残額や作業員・重機の日程をパソコンやタブレットでどこにいても把握できる専用WEBサービスを用意。見積もり書、請求書、図面、写真といったデータを一元管理することもできる。
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