野村総合研究所(東京都千代田区)は7月9日、2014~2025年度までの新設住宅着工戸数予測を発表した。それによると、人口や世帯の減少などにより、新設住宅着工戸数は2025年度には62万戸まで減少するという。同社のホームページで紹介している。
今年度の新設住宅着工戸数は消費税の引き上げによる駆け込み需要の反動減で91万戸に減るが、2015年度は再増税の駆け込みにより95万戸まで増えるとした。その後は徐々に減少していくと予測している。
リフォーム市場規模の予測もしており、現在5.4兆円あるリフォーム市場は、2025年度には5.3兆円に微減すると予測。エアコンや家具、インテリアの購入なども含めた広義のリフォーム市場規模も現在の6.7兆円から2025年度には6.1兆円に減ると予測した。
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