不動産会社のリスト(神奈川県横浜市)は、2012年から東北芸術工科大学(山形県山形市)と進めてきた産学連携プロジェクトによる戸建て団地「リストガーデンゆめまち」(保土ヶ谷区東川島町、総住戸数40棟)を開発、7月26日から分譲を始める。
テーマは「こどもの夢をはぐくむ街」。プロジェクトには東北芸工大の学生20人(建築環境デザイン科6人、プロダクトデザイン科6人、グラフィックデザイン科8人)、ランドスケーブデザインの東急グリーンシステム(神奈川県横浜市)らが参加した。
建物にはパッシブデザインを採用。子どもの成長に対応する間取りとしたほか、家族のコミュニケーション促す提案として壁と家具を融合した「ツクルカベ」を標準装備。壁に複数の板を差し込んで棚やボックス、黒板として使うことができる。
また、コミュニティのつながりを創出するため、共用スペース「はらっぱ」を計画。住戸間のつながりを意識した「あそびにわ」も提案する。
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