日本ホウ酸処理協会(東京都江東区)は4日、都内で総会を開催した。関係者など約100人が参加した。
同協会の荒川民雄会長は、冒頭の挨拶で「長期優良住宅など、今後ホウ酸処理による防蟻の必要性は一層増してくる」と話し、協会の推進する施工法やホウ酸施工士などの意義について語った。
協会理事で日本ボレイト代表の浅葉健介さんは、協会と防蟻・ホウ酸処理をめぐる今後の活動について説明。「中古住宅での活用も増える。しっかり工務店をサポートすることで、総合的にOB顧客の活性化に貢献するネットワークを目指したい。具体的には、Re Borate(リボレイト)というブランドを立ち上げる。きちんとしたインスペクション、今まで以上の高品質のホウ酸処理、そして持続効果の強化と、『陰をデザインする』というコンセプトで、見えない部分をサポートすることで支援していきたい」と話した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。