山口県内で地域型の住宅の普及活動を行う「山口民家再生研究会」は、山口県内で「木と土の家」づくり教室を開催する。家づくりに関わる現役職人が講師をつとめ、実際の家づくりを実体験できるワークショップ形式の講座。7月から12月まで全5回。大工仕事が初めてのひとでも参加できる。参加費は1回あたり500円。定員は各回20人。途中からの参加も可能。
参加者全員で広さ約2畳の「木と土の家」を実際に建てる。仕口、版築、小舞壁といった山口で受け継がれる伝統的な手わざでつくる。材料の加工から建物の完成まで一連の「木と土の家」づくりの作業を参加者が自ら行うのが特徴。
同研究会は、地域型木造住宅に関わる設計者、施工者と、地域型木造住宅に関心がある一般生活者からなるグループ。地域型木造住宅の提案と普及をとおして、地域の景観形成、雇用確保や地元林業、木材産業の振興を図ることを目的に活動している。
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