ポラスグループはこのほど、2014年3月期の決算を発表した。連結売上高は前期比13.2%増の1734億円だった。4期連続で最高を更新した。経常利益は114億円で4期連続で100億円を超えた。契約棟数は分譲、注文住宅を合わせ3056棟と、初めて3000棟を超えた。15年3月期の計画では、売上高を6.6%増の1850億円、経常利益を22.7%増の140億円に設定した。
消費増税の駆け込みで分譲住宅契約数が2年連続で2000棟を超えたほか、プレカット事業は、はじめて構造材加工が年間100万坪を超えるなど、売上、加工棟数ともに過去最高を記録した。また、リフォーム事業も提案型リフォームが堅調に推移し、売上83億円と過去最高を更新した。
今期は4-6月期は駆け込みの反動で出足が鈍ったが、秋以降に大型分譲を計画しており、分譲2450棟、注文1068棟の計3518棟の契約を計画している。また、今後の人手不足懸念への対応策として、技能者の育成強化も図っていく。
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