日本ペイント販売、関東地区の配送効率や生産性を向上

　日本ペイントの連結子会社・日本ペイント販売（東京都品川区）は７月１日、関東地区の主力流通拠点である「関東流通センター」（埼玉県白岡市）の製品保管倉庫・調色工場を新設する規模拡張工事を完了し、全面稼動を開始した。

　ここ数年、取り扱い数量が堅調に伸びていることに加え、首都圏の住宅改修市場の成長、東京オリンピック開催による市場の活性化が期待されることから、約１.１万ｍ^２の隣接地を２０１２年秋に購入し、保管倉庫および最新設備を導入した調色工場の建設を進めてきた。
　全面稼動により、在庫保管・配送効率の向上、品揃えの拡充、注文から出荷までの時間短縮を実現。とくに調色においては、これまでは注文を受けてから調色技能者の手作業により生産してきたが、新工場では自動調色システムを導入することで大幅に生産性を向上した。