約400社の企業からなり、環境に配慮したグローバルな通信規格を提供する非営利団体・ZigBeeアライアンス(米カリフォルニア州)は7月1日、HEMS向けの無線メッシュネットワーク規格「ZigBee(ジグビー)IP」の最新版となる「920IP」のテスト開発を完了したと発表した。
無線メッシュネットワークは、通信機能をもつ端末器同士がデータを送受信することにより、網目状のネットワークを形成するもの。仮にひとつの端末が接続不良になっても代替経路を確保してネットワークを健全に運用できることから、障害に強く信頼性が高い通信手法とされている。
最新版は、HEMSの標準規格である「ECHONETLite(エコーネットライト)」と、日本特有のHEMSにまつわる要件に対応。少ない消費電力とコストでの制御が可能になるとする。
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