ハイアス・アンド・カンパニーはこのほど、同社が毎年行っている調査の最新版「住宅購入に関するアンケート2014」の結果を公表した。調査時期は6月2~9日。20歳以上の男女1678人を対象に行った。
「一般的に」住宅の買い時だと思うかを聞くと、「買い時だと思う」は35.9%。2011年以降、買い時感は毎年上昇していたが、今回は昨年より18.6ポイント下降した。ただし、住宅購入を検討している人に限定すると、「買い時だと思う」は7割を超えた。
一般的に買い時だと思う理由を挙げてもらうと、「消費税が10%となる可能性があるから」(56.8%)、「住宅ローンの金利が低いため」(44.5%)、「駆け込み需要が一段落し、住宅会社の丁寧な対応が期待できるため」(28.7%)が上位にきた。
マイホーム未購入者に「自分にとって」買い時だと思うか聞くと、「買い時だと思う」は25.3%。その理由は「景気回復が期待できるから」(37.9%)、「住宅ローンの金利が低いため」(26.7%)、「賃貸住宅の家賃を支払うのがもったいなく感じるから」(24.3%)がトップ3。
一方、買い時だと思わない74.7%に理由を聞くと、「収入が上がらないから」(49.0%)、「十分な自己資金(頭金)がまだ貯まっていないから」(30.2%)、「ライフプラン上、まだ購入するタイミングではないから」(25.3%)があがった。
未購入者に将来マイホームを購入したいと思うかについては、「購入したい」は64.9%にのぼった。
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