中小企業基盤整備機構と中小企業庁が四半期ごとに合同で実施している「中小企業景況調査」によると、2014年4-6月期の建設業の業況判断DIはマイナス7.7と、前期の3.9からマイナスに転じ大幅に悪化した。また、7-9月期の見通しはマイナス12.3で今期よりも4.6ポイント悪化を予想している。
建設業のうち、総合工事業は4-6月期がマイナス9.2で、7-9月期の見通しはマイナス14.8、職別・設備工事業は4-6月期がマイナス5.0で、7-9月期の見通しがマイナス8.9と、いずれも悪化が進むと予測する。
全産業の業況判断DIは、3期ぶりにマイナス幅が拡大した。