国土交通省は、住宅瑕疵担保履行制度のあり方に関する検討を開始した。6月26日、有識者や保険会社など住宅瑕疵担保履行制度に関係する人で構成する検討委員会の第1回会合を開催した。
2009年10月に全面施行された住宅瑕疵担保履行法では、施行後5年で実施状況などに応じて制度の見直しをすることになっている。検討会では、この法律に関する実施状況の検証を中心に、中古住宅やリフォームの瑕疵保険などについても検討していく。
また、瑕疵保険または建設性能評価を利用した新築住宅を対象に運営されている住宅紛争処理制度について、対象拡大などについても検討する。