建築研究所はこのほど、建築研究資料「高齢者が生き生きと暮らせるまちづくりの手引き」をまとめた。現在、同研究所のウェブサイトで公表している。PDFデータをウェブサイトからダウンロードできる。
この資料は、同研究所が、2011年度から13年度まで重点的研究開発課題として取り組んできた「高齢者等の安定した地域居住に資するまちづくり手法の研究」をまとめたもの。研究では、買い物できる場づくり、居場所づくり、社会参加(身近な道路・公園の維持管理)、安全・安心環境づくりの4つの取り組みに着目。それぞれの取り組みについて、全国の先進事例から、地域が主体となって進める上でのポイントを抽出・整理した。
行政・専門家の技術的支援に関する章も別立てで設け、官民連携のあり方などにも言及した。巻末には事例も掲載。分野ごとにまとめ、全16事例が紹介されている。
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