大建工業(大阪府大阪市)は、高齢者住宅・施設向け建材の「おもいやりシリーズ」に、スチール枠より低コストの「不燃面材枠」や、車椅子使用者にも介助者にも使いやすい「錠一体にぎりバー」といったドア製品のラインアップを拡充し6月23日から受注を始める。
車いすでもスムーズに通過できる「おもいやりドア吊戸」、施設の事務所に適した「おもいやりドア片開き」のドア枠に、不燃面材枠を追加する。現場での塗装工程が不要で、木目調デザインシートで表面化粧仕上げをしているため扉とのコーディネートがしやすい。28万8000円〜。
「錠一体にぎりバー」は、カマ錠をにぎりバーの中央部に組み込むことで、カマ錠とにぎり部分の使い勝手を向上したもの。車いす使用者、介助者双方の負担を軽減する。3色。3万5000円/本。
このほか、デザインの選択肢が限られる高齢者施設向けのドアにおいて、丸い小窓で遊び心を演出しながら、窓の数、配置を居室ごとに変えて認識性を高められる「丸窓デザイン」、扉の戸先側を6種類の木目柄から選択できる「2トーンデザイン」など10デザイン(各6柄)が加わった。4万9000円/本(2トーンデザイン、Nデザイン)。
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