建築専門教育と大工修行をを受けた若手の大工が中心となり木の家づくりに取り組む鯰組(東京都豊島区)は、地元の食材店や飲食店とコラボした地域交流イベント「マチクイ食堂」を同社事務所に併設するモデルルーム兼飲食店「なんてんcafe」で開催する。第一弾として、25日(水)に同社代表の大工・岸本耕氏による「大工トーク」を行う。
岸本氏は1975年生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科在学中に田中文男棟梁を知り、在学中に大工修行をはじめ、2004年に独立。現在は、岸本さんと同様に建築学科出身で大工修行も経験した若手の大工が集まり、住まい手とともに設計から施工まで一貫して携わる家づくりを実践している。
当日のトークイベントでは、岸本氏が自身の大工経験を踏まえ、「ものづくりからまちづくりへ」と題して、職人不足が進む現代で、いま大工がどのように活躍ができるか、持論を語る。
当日は19時から地元の精肉店やカフェから調達した食材を利用した定食を提供する。トークイベントは20時から。
参加費は1人2500円。申し込み・問い合わせは同組(TEL:03‐5986‐1087/メール:[email protected])まで。
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