ポラスグループのポラス建築技術訓練校(埼玉県越谷市)は、近年の建築技能者不足の解消と多能工職人の人材育成をめざして「インテリア・サービス科」を2015年4月から再開する。
同訓練校は1987年に旧中央住宅建築職業訓練校として設立。建築大工、足場、電気、クロス、タイルなど約650人の技能者を育成し、2013年の「第51回技能五輪全国大会」の建築大工部門では金賞1人、銀賞2人、銅賞1人という実績を残した。
今回再開を決めたインテリア・サービス科では、クロス、床材、照明、電気関係の内装施工技術をもつ技能者を長期的な視点に立って採用育成する。訓練生は、社員として給与や社会保障などの安定した生活基盤をもちながら、必要な知識・技能を習得できるメリットがある。
7月から全国の工業高校を中心に入学生を募集し、2014年度は木造建築科35人、インテリア・サービス科15人の採用を計画している。訓練期間は1年間で全寮制。
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