(財)建設経済研究所と(財)経済調査会は7月27、2010年7月の建設経済モデルによる建設投資の見通しを発表した。それによると、10年度の住宅着工戸数は85.9万戸、11年度は90.5万戸と、国の支援策などにより一定の回復はするものの、限定的で、「100万戸水準に戻るのは難しい」としている。
うち持家は10年度が8.1%増の31.0万戸、11年度は6.1%増の32.9%と予測。また、貸家は10年度が9.6%増の34.1万戸、11年度が5.7%増の36.1万戸と予測した。分譲は10年度が19.7%増の19.6万戸、11年度が3.6%増の20.3万戸と予測した。