住宅不動産ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストの社内シンクタンク、HOME’S総研(島原万丈所長)はこのほど、中古住宅のリノベーション市場の現状と将来の展望をまとめた報告書「ストック&リノベーション2014」を発行した。
報告書では、東京23区、全国47都道府県の県庁所在都市および政令指定都市に居住する20歳以上の男女約1万2千人に対して「リノベーション市場実態調査」を実施。
このうち、今後3年以内に住宅取得意向がある者600人に対して「選択肢として考えている取得方法」を複数回答で聞いたところ、人口50万人未満都市では「中古の戸建てをリフォーム・リノベーション」の検討意向が27.1%あり、「建売りの新築戸建て」の検討意向23.7%を上回った。
また「中古戸建てをリフォーム・リノベーション」を検討する人にその理由を複数回答で聞いたところ、「新築よりも予算が少なくて済む」が74.2%、「同じ予算で新築よりもいい地域や広い家に住める」が37.5%、「中古でも建物性能を向上させることができる」が32.2%、などの結果となった。
同報告書は、HOME’S総研のWEBサイトからダウンロードできる。
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