国土交通省は6月17日、既存住宅に係る住宅性能の評価手法に関する検討会の2回目の会合を開催した。第1回会合での議論を踏まえ一部修正された「既存住宅性能表示制度」の劣化対策・省エネ性能の等級基準案が提示された。
同基準は、長期優良住宅化リフォーム認定基準にも引用される。今回示された基準案は新築住宅の評価方法基準をベースとしながら、一部について既存独自の基準を追加した。また現況調査に補足して、既存住宅の性能評価に活用できる図書等による審査方法も示された。
2014年度の長期優良住宅化リフォーム推進事業を通じて基準案の検証を行ったうえで、必要に応じて検討会を追加開催し、2015年度にリフォーム版長期優良住宅認定基準とあわせて告示化をめざす。
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