CRM(福岡県福岡市)と暮らしエネルギー研究所(大阪府池田市)は、木造住宅の温熱・省エネ統合計算プログラム「Energy ZOO(エナジーズー)」を共同開発した。7月にも公式ホームページで販売を受け付ける。利用開始は8月1日から。
開発監修は、住まいと環境社(大阪府池田市)代表の野池政宏氏。
外皮性能計算プログラム、結露判定プログラム、暖冷房能力設定プログラム、室温シミュレーター、熱容量計算プログラム、光熱費計算プログラムの6種類をパッケージ化。1つのプログラムで入力した内容は、ほかのプログラムでもシームレスに使用することができる。
この統合計算プログラムを使うことで、住宅会社は自社の設計に活かしたり、温熱環境や省エネに関心が高い住まい手に数値を示しながらプレゼンを行うことができるとする。パソコンのほかタブレット端末での操作も可能。
ライトプラン(1ライセンス)の料金は、初期費用10万円、月額利用料5000円、年間利用料5万円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。