中小企業庁金融課は3月23日、被災した中小企業の資金繰り支援策をまとめ発表した。
ポイントは以下の4つ。
1.特別相談窓口の設置 (日本公庫、商工中金、保証協会等)
2.被災中小企業者の既往債務の負担軽減 (日本公庫・商工中金・保証協会)
返済猶予など既往債務の条件変更に柔軟に対応。遅れて申込みをした場合でも、遡及して返済猶予に対応する。
3.災害復旧貸付(日本公庫・沖縄公庫)・危機対応業務(商工中金)
貸付限度額は、日本公庫・中小事業が1.5億円、日本公庫の国民事業が3千万円(いずれも別枠)、商工中金が1.5億円(別枠)。
貸付利率は日本公庫の中小事業が1.75%、日本公庫の国民事業が2.25%。商工中金が1.75%。
4.災害関係保証 (保証協会)
保証限度は無担保が8千万円、普通が2億円(一般保証とは別枠。 100%保証)。
保証料率は概ね0.8%以下(保証機関で異なる)。
詳細は⇒
http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/download/110322Financing.pdf
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