日本エムテクス、赤いたまごの卵殻を再利用した調湿塗材

　日本エムテクス（東京都世田谷区）はこのほど、マヨネーズ工場などから廃棄される卵殻を再利用した建築内装用塗材「赤たまご漆喰」を発売した。

　健康志向の高まりから殻が赤いたまごの消費が増える一方で、殻については白いたまごに比べて再利用が進んでいないという。
　新製品は、この赤いたまごの殻を主原料に採用。１個あたり７０００〜１万５０００の気孔をもつたまごの多孔質性を利用して、調湿、ニオイ吸着機能を発揮する。
　練り状で、プレーンと雲母の２色。１缶（２０ｋｇ）１万６０００円〜、平米１６００円〜。

１缶に８００個分の卵殻を使用