帝国データバンク(東京都港区)が6月9日発表した5月の全国企業倒産集計によると、建設業の倒産件数が前年同月比39.0%減の144件と20カ月連続でマイナスを記録するなど7業種すべてで前年同月を下回った。
全体の倒産件数は733件で、前年同月比では22.8%減と大幅に減った。10カ月連続の前年同月比マイナスだった。5月としては2006年5月以来の700件台。
建設業の好調要因について同社では、公共工事の増加や、消費税率10%引き上げを見越した駆け込み需要による受注増加を挙げた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。