高松建設(大阪市淀川区)は、同社のマンション・ビルなどの建築現場で、現場周辺に住む人向けに「地域防災備蓄倉庫」の設置を開始した。今年5月から大阪府内のマンション建築現場2カ所(大阪市北区・吹田市)で設置済み。今後、同社が施工する物件で、首都圏を含め全国の建築現場に積極的に展開していく予定という。
防災備蓄倉庫の広さは、約0.5坪~1坪。建築工事期間中、敷地内の建築現場の仮囲いの外側に設置し、水や非常食、救護備品などを備蓄する。設置時には周辺住民に取り組みを説明し地域と交流を図るとともに、災害時には周辺住民に防災備蓄倉庫を開放し防災備蓄品を提供する。約50世帯分を想定。
周辺地域へのサポートとして、建築現場の仮囲いに災害時の地域指定避難場所の掲示も行う。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。