住宅分野の省CO2推進の取り組みの一つとして、建設から居住、廃棄までのライフサイクルで、省エネルギーによるCO2排出抑制と、創エネルギーによるCO2削減効果で、実質的なCO2排出量でマイナスを目指す「LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅」の認証制度が始まる。2011年度から開始予定。
現在、LCCM住宅研究・開発委員会(村上周三・建築研究所理事長)が、評価ツールを作成中。同ツールを使って、LCCM住宅の認証を行う予定だ。
国土交通省が実施する「住宅・建築物省CO2先導事業」の評価でも、LCCMの取り組みを進め、今年度の第2回の募集では、LCCMに結びつく提案を積極的に採択していく計画もあるという。
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