YKK APの通風タイプの玄関ドアが震災以降人気で、2012・13年度の販売実績はともに前年度比150%を記録しているという。
そこで今年も、防犯・プライバシーを確保しながら夏を快適に過ごす通風アイテムとして玄関ドアや間仕切り壁のラインアップを拡充。次の4機種を4〜6月にかけて発売する。
(1) 「スマートドア/断熱玄関ドア ヴェナート」(通風タイプ)
周囲の視線や防犯面に配慮して換気したいという要望に応えて、従来の上げ下げ通風機構に加え、玄関ドアを閉めたまま手軽に換気できる内開き通風機構をラインアップ。通風部の開閉角度を40度に制限し、従来同等の通風量を確保しながら視線をカットする。
「スマートドア ヴェナート」 S30デザインD4仕様/片開き/Aタイプ/ピタットKey仕様が45万8000円。
(2)「スクリーンパーティション」Uタイプ
通風機構を備えたアルミ製室内引戸・間仕切り。通風部障子に中間ストップ機能を設けたことにより、部屋のなかが丸見えになったり、動線のジャマになって「開けたくても開けられない」という不便を解消する。
間仕切片引き戸上吊りタイプ(W1590xH2442ミリ)が11万2500円。
(3)「天窓シリーズ」
垂直の壁に設置する窓に比べて2~4倍の通風効果が得られる天窓。アルゴンガス入りトリプルコーティングの強化Low-Eガラスを使用し、熱貫流率(U値):2.33W/m2・Kの断熱性能を備える。
F型[FIXタイプ](W776xH975ミリ)が9万9000円。
(4)「上げ下げロール網戸」「横引きロール網戸」クリアネット仕様
糸を従来よりも細くすることで眺望性、防虫性、清掃性に加え、通風量を約2割向上する「クリアネット網戸」をすべての窓種に対応できるようになった。
横引きロール網戸(W359xH1096ミリ)が2万3300円。
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