オウチーノ総研(東京都港区)は5月15日、東京に暮らす50〜69歳の男女556人を対象に「終の棲家」に関する調査を行った。
どこを終の棲家にしたいと考えているかについては、「自宅」(65.9%)がダントツで、「サービス付き高齢者向け住宅」(13.8%)、「老人福祉施設・老人ホーム」(9.9%)が続いた。
子どもがいる350人に老後は子どもと同居したいか聞くと、「同居したくない」(「どちらかというとしたくない」含む)が66.3%で、「同居したい」(「どちらかというと同居したい」含む)の33.7%を大きく上回った。
同居したくない理由としては、「自由に暮らしたい」(53歳男性)、「子どもに迷惑をかけたくない」(64歳女性)などが挙がった。一方で近居を望む声はあった。
また、介護が必要になった場合に「子どもに介護してほしい」は2割弱で、8割超は子どもに介護されることを望んでいないことがわかった。「迷惑をかけたくない」(61歳女性)、「介護のプロにお願いしたい」(59歳男性)などの理由が多かった。
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