「木造技術の再確認と再評価」を目標に、有志が集まり2000年10月に発足した木の建築塾は、第10回目となる「設計者と職人の協働」をテーマに9月から5回シリーズの講演会を開く。
「木の建築、とりわけ伝統的な建築手法を用いて建てる場合は、設計者と職人との協働、つまり相互の立場を尊重しつつ、知恵を出し合い、時には熱い議論を交わすことのできる関係作りが望ましい」という考えに基づき、普段からタッグを組んで木の建築に取り組んでいる設計士と職人の2者を招き、協働による施工事例、協働ならではの苦労や喜び、両者の関係を作るためのポイントなどについて聞く。
第1回(9/10)は丹呉明恭氏(丹後明恭建築設計事務所)と大工塾、第2回(10/8)は川端眞氏(川端建築計画)と宮内寿和氏(大工)、第3回(11/12)は日高保氏(きらくなたてものや)と岡部真人氏(岡部材木店)、第4回(12/10)は徳井正樹氏(徳井正樹建築研究室)と小林保氏(屋根舞台)、第5回(2011/1/14)は松本昌義氏(松本建築設計室)と新井正氏(杢正)。
受講料は全5回1万円、1回のみは3千円。いずれの日程も、講義時間は18:30〜20:30、会場は工学院大学新宿校舎(新宿駅西口より徒歩5分)で、定員40名。
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