陸前高田市で3月19日、初めての応急仮設住宅の着工が始まった。
場所は市内の第一中学校。水や電気などのインフラが整っていることに加え、高台に位置しているため、建設が決まった。
プレハブ住宅の2DK、2~3人向けので、広さは約30平方メートル。長屋形式で、戸境壁は木質パネルキッチンユニット。バスユニット、トイレ及び内装材は別途調達して現地で組み合わせることを前提とし、別途、現地での施工に 3 週間必要という。
同中学校の敷地内に約200戸を建設する予定で、今月中にも36戸が完成する見込み。
岩手県内では5万人前後が避難生活を送っているとみられるが、岩手県では現時点で8800戸の仮設住宅の建設を予定している。
下の写真は、新潟県中越地震時に建てられた応急仮設住宅で、今回も同様の仕様で建設される。
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