福岡県北九州市の樹脂サッシメーカー、アイ・エム・エスは、生のキクラゲ栽培に適した温室を開発し、販売を始めた。
同社はこれまでも樹脂サッシ枠を資材とした水耕栽培用の温室を開発・販売してきた。今回生キクラゲ栽培用に、温室のガラス面にアルミ遮熱材で被覆した。
生のキクラゲは、ミネラルが多く含まれ、カロリーゼロで、独特の食感が特徴の食材。乾燥キクラゲは中国からの輸入品などが手に入るが、生キクラゲの供給はまだ少ない。
温室の小売価格は、1坪タイプが60万円、2坪タイプが100万円。生キクラゲは通年栽培が可能で、食材の収穫高は年間で1坪あたり60万円程になるという。
詳しい問い合わせは同社まで。電話093・474・7222。
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