地盤ネット(本社:東京都中央区)は、ビルダー・工務店向けの住宅向けの現場監理システム「目視録」のサービス提供を6月1日より開始する。建設業向けクラウドサービスのエー・エス・ディ社(横浜市)と提携。顧客に対し、さらなる施工現場の「見える化」を促進することにより、顧客に向け信頼性を一層訴求したい考えという。
本システムは、職人が現場で施工写真を撮影・登録することにより、現場監督などが現場に行けない際に、パソコンやタブレット端末などを通じて事務所や外出先から本サービス「目視録」を利用することで、現場の状況をリアルタイムに確認することができるというもの。
現場写真および現場情報(現場・工程・図面上の撮影位置など)を目視録サーバーに送信し登録すると、施工図から撮影した場所と方向を指定した閲覧が可能になり、写真を選択するだけで簡単に施工報告書を作成することもできるという。
加えてこれらの情報をホームページから施主に向けて公開することもできるため、同社ではこの点が他社との差別化となり、顧客へのアピールにつながるとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。