矢野経済研究所は、住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査を実施、このほど調査結果の一部を公表した。同社では2010年の住宅リフォーム市場規模は約6.3兆円と予測。昨年同時期と比較すると既存住宅への太陽光発電システムの設置需要が大きく伸びているほか、住宅エコポイントによる押し上げが期待できるためとしている。
2010年第1四半期(1−3月)の住宅リフォーム市場規模は推計で前年同期比約16.5%増の1兆2024億円。これは、比較的好調であった06年、07年の同時期とほぼ同じ水準だという。
同調査における住宅リフォーム市場は、「10m2超の増改築工事」・「10m2以下の増改築工事」・「設備修繕・維持関連」・「家具・インテリア等」の4分野。
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