中央住宅(本社:埼玉県越谷市)が開発分譲した、さいたま市西大宮地区の「結美の丘(ゆうびのおか)」(総戸数54戸)が完成した。同社は「結美の丘」について「街育プロジェクト」と名付け、街と自然・人との関係を、住まい手が育てていく新たな試みとした。
さいたま市では初という景観協定を策定することで、住民自身の手によって積極的に、より良い景観の維持・推進を図るのがコンセプト。活動を通じ、自然の豊かさを住まい手が楽しめるコミュニティを目指す。
同地では、園芸のプロを招いて定期的にワークショップを開催するなど、住民が自然に対し理解や興味を深められるようサポートする。分譲地の外周部には、四季を感じることのできる草木や低木類を植えたグリーンベルトを配置。また、住民の交流を促す街区を横切るフットパスや、広場となる角地部分などの植栽については、住民皆で手入れを行っていくという。
今回第4期となる「カーサデルソル」(12戸)が完成し、54戸すべてが販売となる。第1期・第2期(計27戸)は既に完売。
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