木造軸組の「省令準耐火構造」による建物が増えている。(社)日本木造住宅産業協会によると、同協会仕様の「省令準耐火構造」を採用した2009年度の竣工物件は前年度比32%増の6622戸。建築確認済物件ベースでは、52%増の8535戸だった。
同仕様は、09年7月に真壁和室に対応可能な追加仕様の承認を取得。その内容を反映させたマニュアルを使った講習会には延べ600人超が参加した。この仕様追加により使用対象が増えたこともあり、特記仕様書の頒布数が急激に増えているという。
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