NPO法人 太陽光発電所ネットワーク(東京都文京区)はこのほど、近年の太陽光発電の設置増加にともなって起きている課題やトラブルとその解決策をまとめたレポート「太陽光発電の普及・促進の影で」を作成しホームページ上で公開した。
レポートは、同NPO・調査研究室の吉田幸二主任研究員宅で発生した「電圧上昇抑制」(※)の事例報告を中心に、住宅用・産業用太陽光発電システにおける電圧上昇抑制の問題点、自然環境や住環境への影響と解決策を技術・制度の両面から分析・提案するもの。今後は、国や電力会社、認証機関などへの提言・要望にも取り組むとする。
レポートはコチラからダウンロードできる。
(※)太陽光発電の出力増により上昇した電圧が法律で定めた上限を超えないよう、パワーコンディショナが電圧を抑制する機能のこと。これにより売電量が減少する。
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