住友スリーエム(東京都品川区)は5月1日、コンクリート打設にかかる作業工程を簡略化する「3Mコンクリート型枠ジョイント止水テープ2237」を発売する。
コンクリート打設時には通常、型枠の隙間からコンクリートがしみ出す「ノロ漏れ」現象が起きる。このノロ部分が突起となるため、硬化後にバリ取りや補修作業が必要になる。また、型枠を次の工事で転用する際に、ジョイント断面に付いたコンクリートを除去するケレン作業も必要になってくる。
今回発売するテープは型枠ジョイント部の小口に張り付けてノロ漏れを防ぎ、ノロ漏れに起因する補修・清掃作業を簡略化し、コンクリートの美観を向上するもの。
厚みは0.3ミリ未満と薄型ながら、打設時の散水によってテープがふくらみ隙間をふさぐ。鋼製・木製・樹脂製などあらゆる型枠に使用できるとする。
設計価格は税別3750円/ロール(30ミリx50メートル)。
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