ソニーが不動産事業に参入、８月１日に営業開始へ

　ソニー（東京都港区）が不動産事業に参入する。

　社内から提案される新しい技術・商品・サービスに関するアイデアをスピーディに事業化するため、４月１日付で専門組織を設置。その第１弾として、不動産の事業化に取り組むことを発表した。

　４月１４日に全額出資会社の「ソニー不動産株式会社」（東京都中央区、西山和良社長）を設立、８月１日の営業開始をめざす。事業内容は、売買仲介、賃貸管理をはじめとした総合不動産サービスで、顧客視点に立ったＩＴシステムやコールセンターを導入することで利便性の高いサービスを提供していくとする。