オールアバウト(東京都渋谷区)が運営する特設サイト「国民の決断」は、首都圏在住で1〜2年以内に中古住宅を購入した20〜69歳の男女146人にアンケート調査を実施した。調査期間は3月26日~4月2日。
購入した中古住宅の形態を聞くと「集合住宅」が61.6%、「戸建て」が38.4%。中古住宅を選んだ理由上位は「中古の方がよりリーズナブルだったから」(61%)、「希望の地域や場所、広さでは新築は価格が高すぎたから」(32.9%)、「もともと新築・中古にこだわりがなかったから」(27.4%)だった。
リフォーム・リノベーションの実施の有無を聞くと6割が「行った」と答えた。リフォーム・リノベの内容については、「壁紙の張り替え」(60.7%)が最多で、「システムキッチンやタンク式トイレなど設備の変更」(47.2%)、「間取りの変更など、躯体の変更を伴う大きなもの」(30.3%)が続いた。
実際に住んでみて「ここはこうしたほうが良かった」と思う点をたずねると、約7割(67.1%)が「おおむね満足している」と回答。水回りで反省点が残った人は13%おり、具体的には「予算が高くても最新のものにすれば良かった」「キッチンも交換しておけば良かった」「節水型トイレが良かった」などが挙がった。
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