住友林業ホームテックは、築100年を超える伝統構法の旧家の改修の際に、フローチャートにより最適な耐震改修補強工事を提案できる「旧家再生・耐震改修システム」(特許出願中)を開発したと発表した。
新システムは、住友林業ホームテックのリフォームエンジニアが、建物の状況や法的規制などの条件を確認し、フローチャートによって最適な改修方法を導き出す独自のシステム。伝統構法における耐震補強の方法を体系化し、施主に対し的確で明快に補強方法の提案を行えるようにしている。
具体的には、伝統構法の耐震改修・補強方法を大きく4種に分類。建物の状態や法的規制、施主要望などの条件により、フローチャートに沿って進んでいくことで地震に対する最適な補強方法を導き出す。
伝統構法によって建てられた旧家をリフォームするユーザーからは「地震に強い家にしたい」という要望が最も多くよせられるという。
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